2.21.2022

1歳からできる知育と音楽

1歳になると、少しずつ安定して歩くようになり、好奇心旺盛に大冒険がはじまります。

歩くことで、それまでより目線が高くなり、見える景色は大きく変化します。

・知育でのポイント「経験が学習になる」

1歳は0歳の時に見られた原始反射の不随意運動が少しずつ随意運動へと変化し、脳機能の発達が進みます。それにより原始反射が抑制され、自分の意志で行動をコントールできるようになります。

日常生活での経験を大きなくくりで説明すると、粗大運動と微細運動です。

粗大運動とは、体全体のバランス運動です。歩く、走る、投げる、ジャンプ、トランポリンなど

微細運動とは、指先の細かい動きです。握る、摘む(5本指、親指と人差し指)、積み木、ブロック、ボール、ねんど、クレヨン、シール貼りなど。

これらの動きは調整力ともいい、認識力、判断力、集中力の基盤を作ります。また、幼児期を過ぎると獲得が難しく、小学校以降の運動神経が鈍くなる原因になると言われいます。

イギリスの思想家ジョン・ロックは

「健全なる精神は、健全なる身体に宿る」

と言い、知識の教育においても運動を通して、身体を鍛えることが人間形成の基礎であると説きました。

1歳頃は自分の足で歩き出し、環境に対して自発的に世界を広げていく大切な一歩です。

子どもたちは”自らの経験”と”まわりの行動を観察”することで知識を身につけていきます。

・音楽でのポイント「耳は環境に適応していく」

1歳頃の聴覚は広い範囲で音を聞いています。

日常生活の中で多彩な音に触れ、耳の環境を整えましょう。また、この頃は音を選択することができないため、騒音や雑音が多い環境にいるのは適していません。テレビをつけたままにするなどは控えましょう。

多彩な音

・自然音(海、川、雨、風、虫の鳴き声など)

・自分が動くことで生じた音

・声、楽器、音楽など

子どもと一緒に音楽を聴きながら、左右に揺れたり、リズムを感じたりすることは、音楽を通じてコミュニケーションをとる基盤になります。

クラシックには物語や踊り、自然の風景、感情をイメージした曲など、多様な作品がいくつもあります。同じ曲でも構成が変われば、また新たな楽しみ方ができます。

オーケストラ、協奏曲、室内楽、ピアノなど、一緒に聞く親御さんもリラックスできるものを選んでみてください。

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