こんにちは。
3月に入り、日中は暖かく感じますね。寒暖差に気をつけたい季節となりました。
今日はピアノを始める前に押さえておきたい3つのことをお話しいたします。
1. 体は中心から末端へ成長していく
人間は胴体から、肩、腕、手、指先へと順に発達します。指先をコントロールできるのは、それぞれの部位が発達しているからです。
まずは、各部位(肩、肘、手首、指など)を覚えて、それぞれを動かしたり、左右を交差するように手で触ります。体には正中線というラインがあり、両手を交差する運動を取り入れることで左右の脳を連携させる働きがあります。慣れてきたら音楽やリズムに合わせて行います。
2.指先を使った知育
指先を鍛えるにはつまむ運動を多く取り入れます。大きなものはにぎってしまうので、なるべく小さなものをつまむことで指先を意識した運動が自然とできるようになります。
小さなボールをペットボトルに落とす、コインをつまんで貯金箱に入れるなど、対象を小さくしていくことで、コントロールできるようになります。また、クレヨン、鉛筆、ハサミ、糊などを使い指先だけではなく、左右の手の役割を教え、創作を通して楽しく指先のトレーニングを行います。
3.歌はイメージが大切
子どもがイメージしやすい童謡を歌詞で歌います。童謡は子どもが歌うことを前提に作曲されており、歌詞には身近な風景や四季の美しさなどが多く含まれています。
かえるのうた、チューリップ、キラキラ星などの比較的音域が狭いやさしい曲を選び、何度も歌うことで自然と音階(ドレミファソラシド)や拍感、リズムパターンを覚えていきます。
歌詞で歌うことは、歌の世界に浸り、イメージ力をつけるためです。その後、ドレミ唱へと移行していくと和声感、音感が自然と身につきます。
初回はお子様についてのカウンセリングと簡単なレッスンをさせて頂きます。目的や目標、ご要望をお聞かせください。現時点でお子様がどの発達段階にいるのかを把握し、お子様に合わせたレッスン内容を提案し、ピアノも含めご希望のゴールに到達できるようご提案させていただきます。
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