こんにちは。
お元気にされていますか?新生活のリズムには慣れてきましたでしょうか。
今日は私が思うコンクールについてお話したいと思います。
私自身は社会人になってからコンクールに出場しました。田舎で育った私はコンクールなんて考えたことがありませんでした。
通っていたピアノ教室で、ピアノ検定はありましたが、コンクールに出ている生徒がいる、という話は聞いたことがなかったからです。
コンクールに出るきっかけを与えてくれたのは、大学時代の恩師でした。先生のおかげで全国大会まで行ったとき、表彰式で審査員の方がこんなことを言っていました。
「コンクールの講評を良い薬にするのも悪い薬にするのもあなた次第です」と。
コンクールは発表会と違い評価をしてもらう場です。ただ楽しく好きな演奏をする、というわけにはいきません。作曲者の時代背景、それに伴う演奏スタイルや選曲。参加者全員がそれぞれの考え抜いた演奏を披露します。その中で、また聞きたい、と思ってもらえた演奏が入賞されるのだと思います。
自分が少し背伸びしたらできる曲を、完成度高く仕上げることがとても重要です。そのために日々の練習をコツコツと繰り返すことが、演奏の質をあげていきます。
どのコンクールも課題曲のレベルは大きく変わりません。参加者の人数や審査基準が異なるため、どのコンクールを選ぶかはしっかり考えましょう。
発表会のようなアットホームな雰囲気とは違い、コンクールでの経験はこどもたちの心を大きく成長させます。
コンクールは「音を届ける」という大切な経験をさせてくれる素敵な場所です。だからこそ、私はコンクールは必要だと思います。
春からたくさんのコンクールの募集がはじまりました。数ヶ月で終わるものもあれば、半年以上行われるものもあります。ちょうど良い目標設定にもなりますよね。是非ご参加ください。
初回はお子様についてのカウンセリングと簡単なレッスンをさせて頂きます。目的や目標、ご要望をお聞かせください。現時点でお子様がどの発達段階にいるのかを把握し、お子様に合わせたレッスン内容を提案し、ピアノも含めご希望のゴールに到達できるようご提案させていただきます。
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