5.4.2025

まだピアノは早い?そんなときこそ、“音あそび”から——リトミックのすすめ

こんにちは。今日は、ピアノを始める前の「音楽との出会い方」として、私がとても大切にしているリトミックについてお話ししてみたいと思います。

「まだ小さいけど、音楽に触れさせたい」

「ピアノにはまだ早いかな?」

そんなふうに思っている保護者の方に、私はいつもこうお伝えしています。

**「リトミックは、音楽の入り口です」**と。

■ リトミックは、音を“感じる”ところからはじまります

リトミックとは、音に合わせて動く・止まる・聴く・感じる・表現するといった活動を通して、

音楽と身体を自然につなぐ方法のひとつです。

たとえば、高い音が鳴ったら背伸び、低い音が鳴ったらしゃがむ。

「タン・タン・ウン」のリズムに合わせて手を叩いたり、動物になりきって歩いたり。

こうした体験の中で、子どもたちは音に反応する感性を自然と育んでいきます。

■ 音楽は、“知識”より“感覚”で始まるほうが楽しい

リトミックで大切なのは、「うまくできること」ではありません。

音を聞いて、身体が動く。思ったことを表現してみる。

そんな感覚的なやりとりの中に、音楽の楽しさの原点があります。

このような経験は、後のピアノレッスンでとても大きな助けになります。

実際、リトミックを経験してからピアノを始めた子は、音をよく聴ける、リズム感が自然に身についている、身体がしなやかに動く

表現への抵抗がないといった力が土台にあり、導入期のレッスンがとてもスムーズに進みます。

■ ピアノの前に、音楽と出会う時間を

ピアノは“弾くこと”に集中しがちですが、

その前に**「音を楽しむ」「身体で音を感じる」**という時間をたっぷり持っておくことが、

長く音楽を好きでいられる秘訣になると思っています。

■ 1・2歳の“音あそび”クラス、生徒さんを募集しています

私の教室では、リトミック的な要素を取り入れつつ、グループではなく親子で向き合う時間を大切にしています。

子どもが音に反応する姿をすぐそばで見て、

一緒に動いたり、音を楽しんだりする——

そんな親子の一体感のあるレッスンが、この時期だからこそできる音楽体験だと思っています。

「ピアノはまだ早いけれど、音楽の世界に触れてほしい」

「親子で一緒に楽しめる時間がほしい」

そんなご家庭にぴったりのクラスです。

現在、1・2歳向けの“音あそび”レッスンの生徒さんを少人数で募集しています。

ご興味があれば、お気軽にご連絡くださいね。

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