5.19.2025

「“読む”と“覚える”が子どもの脳をどう育てるか?」

ピアノのレッスンでは、「音を楽しむ」ことはもちろん、「楽譜を読む」「覚える」といったプロセスも大切にしています。

一見“技術的なこと”に見えるかもしれませんが、実はこの過程が、子どもの脳の発達や“人間力”の土台を育てるのです。

ピアノを始めて1年たつ年中の生徒さんの譜読みがだんだんスムーズになってきました。

そこには「目で見た情報を理解し、頭の中で処理し、身体で表現する」という、複数の力の連携が働いています。

読譜や暗譜には、ワーキングメモリ・集中力・空間認知・自己調整力などが関わっています。

これらはすべて、いわゆる“非認知能力”と呼ばれる分野であり、学力や将来の適応力にも深くつながるものです。

ピアノを通じてこれらを育むことは、ただ「弾けるようになる」以上に、“学ぶ力”そのものを伸ばしているとも言えるのです。

読むこと、覚えることの先にある「わかった!」「できた!」という気持ちは、子どもにとって大きな自信になります。

ピアノのレッスンを通して、こうした積み重ねを日々感じられることが、私自身にとっても大きな喜びです。

ご家庭でも、ぜひお子さんが何かを「覚えた!」「できた!」という瞬間を大切にしてあげてくださいね。

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